暑さ寒さも彼岸まで。

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タリスカー蒸溜所に行ってきた話。5

2日目

10時過ぎに着陸。インヴァネス空港はとてもコンパクトでシンプルな空港でした。

飛行機を降りて、徒歩でターミナルに向かいます。預けていた手荷物を受け取る建物は倉庫みたいな建物でした。

荷物を受け取って、空港ロビーに向かいます。ロビーで予め日本で予約していたレンタカーを受け取ります。

レンタカーはAVISを使いました。インヴァネス空港に窓口があったので選んだのですが、別にバジェット・レンタカーでもいいと思います。

(現地で手続きをすると大変だと思うので、余裕がある人は日本で予約しておくのがいいと思います。ANAJALのサイトでは日本語で予約できるようです。)

カウンターには人がいて、予約してる旨を伝えるとすぐに手続きをとってくれます。料金は日本の一般的なレンタカーよりも安い印象です。

キーを受け取って、勝手に駐車場に行って車に乗ります。駐車場までは歩いて5分位でした。

マニュアル車のエンジンのかけ方が分からなくてあたふたしていたら、通りがかったらお店の人が気づいて教えてくれました。

 

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今回は運転する距離が長いので、ある程度しっかりした車がいいと思ったのでVWゴルフクラスをを予約しておきましたが、AudiのA3が用意されていました。ちなみに余程の高級車(例えばメルセデス・ベンツのEクラスとか)でなければ、基本的にマニュアルトランスミッション車です。ヨーロッパではオートマは貴重です。ご注意ください。

車を借りるに当たり、液晶モニタを観ながら注意事項や保証内容を一緒にチェックしていきますが、さっぱり内容は理解できませんでした。

レンタル料金とは別に保証金として200ポンドを預かられますのでご注意ください。

クレジットカードでも同様です。無事に車を返却すると保証金も返ってきます。

 

 

普段オートマ車しか乗らないため、エンストをしながらおっかなびっくりスタートします。ナビも使い方がわからないので、iPadmini をダッシュボードに養生テープで固定し、ナビ代わりにしてスカイ島を目指します。(これおすすめです。これがないと多分詰んでいました)

 

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インヴァネスあたりは交通量も多く、また交差点も信号ではなくラウンドアバウトなので注意が必要です。ラウンドアバウトについては調べてみてください。とにかく右側からくる車に注意です。左側から車が来ることはないので、とにかく右に注意です。

 

 

スコットランドにくると、マンチェスターではあちこちで見かけたユニオンジャックの旗がどこにもありません。代わりにスコットランド旗が立っています。よほどイングランドが嫌いなんだと思います。

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GoogleMapによると、インヴァネス空港からタリスカー蒸溜所までは、約200キロ、3時間ほどと出ています。蒸溜所の見学の予約を16時に入れたので、それまでに付く必要があります。

というわけで、道路を気持ちよく走っていきます。

高速道路ではないけど、バイパスのような広い道は100km/h、普通の2車線の道でも60~80km/hくらいで流れています。日本の道路よりも流れが早い印象です。舗装が荒れている箇所も多いですが、みんな気にせず走っていきます。

道路には信号がないのでラウンドアバウトにさえ慣れれば、止まることはめったになく、とても気持ちよく走ることが出来ました。日本もこんな風に走れればいいのにと思います。

街を抜けると、スコットランドの風景がが広がります。牧草地が広がる荒涼とした景色がきれいでした。

 

この景色を見にだけもう一度スコットランドに行きたいです。

 

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続く。